Wa-Monoの誕生

日本への愛が、彼女を留学へと駆り立てました。現地で出会い、恋をして、結婚。美しい着物や帯、この国に宿る職人の技と美意識に心を奈われながら、2人の子どもを連れてフランスへと帰ってきました。
「日本はいつも、私の心と響き合っていました。16歳のとき、この文化を自分のものにすると決めたんです。外交官の父のもとドイツで生まれ、世界中を旅してきた私は、ひとつの文化にしっかり根を下ろし、本当の自分を表現したかった。まず文学で日本を知り、やがて原語で作家たちの言葉を読むように。その探求が、INALCO(フランス国立東洋言語文化大学)での日本語学習へ、そして筑波大学への留学へと続いていきました。